魂の近さとカウンセリング

最近よく使う「魂」という言葉ですが

思い起こせば20代の頃から頭に浮かんでいる言葉でした。


当時は若いし、そんな言葉を使う場面もなかったので

口には出すことはなかった。


頭では理解していなかったけれど

魂という感覚を体感として持っていたのだと思います。

自分ではスピリチュアルという自覚は全く無かったのに

スピリチュアルだった?!


周りにいる人の魂を感じる事もあって...

魂の近い感覚、遠い感覚というのも感じていた。


この魂の近さというのは、良い事も悪いこともあり

(人間的に言うと...です。本当は良い悪いではないのですが)

近ければ近いほど相手のことが理解できなかったり

ぶつかり合う事も多いのです。

これは魂の原点を知れば当たり前なのかなぁ〜と思いますが

人として存在する意味がここにあるからなのだと思います。


私が感じる感覚では、魂が近いと

同じようなエネルギーを持っているから距離感が取りづらい。ということ。


現実的に近い距離にいるとエネルギーが融合してしまうので

楽しい時はお互いのエネルギーが合わさって楽しさも倍増するけれど

苦しい時も苦しさが倍増する。


くっつきあったまま

一緒に上下してしまうのですね...。

魂の近い関係ほどパズルのようにはまったら外すのが困難。


だから共に苦しさの中に入ってしまったら

もう二度と戻れないのではないかと思えるくらいの苦しさなのです。


その場合はもう現実的に距離を置くしかなくて...。

距離を置くと楽にはなるんだけれど

エネルギーだけは引っ張り合ってしまうから違う意味で苦しい。

(これは感じない人もいるのでしょうけれど)


魂の意図としてはそこを感じる事が目的でもあるので...

(今の時代は特にそれを促しているから...)

それを乗り越えるのに

どうすれば良いのか...ということになります。


それが自立に関係してくる。

自立というのは経済的な自立というよりは精神的な自立のことで

精神的な自立のために経済的な自立が必要な人もいる。

これは人それぞれです。


精神的な自立ができていればエネルギーの近い相手がそばにいても

その影響を受ける事を抑えられるから。


魂の近さにもよるけれど

自分の周りの人を思い返してみて...

嫌いなわけではないのに

どうしても突っかかってしまったり(突っかかられたり)

ぐちってしまったり(愚痴られたり)

批判したくなる(批判される)人がいるのならば

その人とは魂が近いのだと思います。

これは夫婦・家族など現実的な繋がりは関係なく...。


夫婦・家族の場合、現実的に距離を置くことが難しい場合はさらに苦しい。


魂的には学び合う関係なので、それが自然でもあるし良いのだけれど...。

それで苦しむのならできるだけ短い期間で抜け出したいですよね。


それにはどうすればいいのか...。


まず、自分と向き合う事。

その後、相手と向き合うこと。(これはしなくても済む場合もあり)


自分(内側)のエネルギーが傾かないように調えれば周り(外側)のエネルギーが傾く事はないのです。

ただ、それを実感するまで自分と向き合う事が簡単ではないのも事実。

そのためにカウンセラーが手を貸してくれるのです。


話を聴いて貰うことが良いのなら

友達や家族でも大丈夫なのでは?と思いがちですが

深い部分から開放をしたいのなら

現実生活に影響のない人である事が必要です。

もちろん人ですから、カウンセラーだとしても相性は大事なので

自分が心を開いて話せる相手を見つけてください。


私の場合は年齢は違っても(私よりもとても若いカウンセラーさんです)

友達のように接してくれるカウンセラーさんだったのでとても話やすかったし安心できた。

ただ会うだけで安心できる存在って貴重なのです。


今ではお世話になることはほとんどなくなりましたが

いつでも駆け込める(話に行ける)場所があるという安心感が自分を強くしてくれる。

今でも大切な心の居場所になっています。