2001.6.28 入院

「このままでいいです...」と私が言ったので

そのまま家に帰らずに入院することになった。

必要なものは夫に持ってくるよう頼んだけれど...。なんであの時家に帰らなかったんだろう?!

今の自分だったら絶対に一度帰ると思う。疲れていたのかな...。


まず、診察室で熱を測ってと言われ測ってみると、37.3度の微熱だった。

「看護婦さんには熱あるじゃない。熱なれしちゃったのね。」と言われたけれど

1ヶ月くらい前に風邪をひいて熱が出た時

治りかけで37度ちょっとに下がってもう大丈夫だろうとその後は測らないでいた。

今思えばあの時から下がっていなかったのかもしれない...???


そういえば、風邪をひくちょっと前にも気持ちが悪くて動けない時があった。

それまで動けなくなるほど気持ちが悪い事なんて経験したことがなかったので

「なんで?」と思いながら夫に胃薬を買ってきてもらった。

その薬もあまり効かなくて...それでも2日くらいで治ったので病院にも行かず...。


それからその前にも1ヶ月間くらい腰が痛くて動けないこともあった...。

本当に今思えば...だけれど、こんな事が病気の前触れだったのかもしれない。


急性骨髄性白血病は急性とつくので急に発病するイメージだけれど

一年位前から前兆が現れる人もいるらしい。

私の場合、すべて思い返せば...のことなので前兆だったかどうかはわからないけれど

それまで、大きな病気もなく普通の風邪くらいしかならなかったので

たて続けに調子が悪くなったのは変だったのかもしれない。




診察室から処置室に移動することになり車椅子を用意される。

その時の私はあんまり感じていなかったけれど

周りの看護婦さんとか先生が慌ただしく動きはじめていた...。


看護婦さんに「ここに座って」と言われて

私「歩けます」と言った

(看護婦さん的には何を言ってるのこの人...って思ったかも...笑)

看護婦さん「危ないから...」と譲らない。

仕方ないので車椅子に座り移動〜。


処置室は入院病棟の4階。

どうも...その部屋には割と重病の患者さんがいたらしいのだけれど

私が入院するために急遽移動したらしい...。(すごい特別扱い)


処置室では

まず、よく聞く骨髄検査。骨に針を指して骨髄を吸い出すのだ...。

今思い出しても痛いな〜。これをその後何回も繰り返すことになる(泣)

そして点滴を入れるためのカテーテルを右の鎖骨の下から入れるはずだった...けれど

私の身体の血管の走り方が普通の人とちょっと違うらしく...

刺したけれど血管が見つからず...左側から入れることになりやり直し...(泣)


闘病記はつづく...。